私の考えるヨガのポーズの練習のゴールはヨガのポーズを完璧にこなすことじゃない

ヨガのティーチャーズトレーニングがもうすぐ修了します。

約2年の長きにわたって学んできましたが、ここでひとまず一区切りができそうです。

いろんなアーサナ(ヨガのポーズのこと)も練習してきましたが、ついに アーサナの王様 と言われるシルシャーサナ(ヘッドスタンド)のポーズを練習するところまで来ました。

このポーズは、ヨガをはじめた初心者がいきなり見よう見まねで取り組むと怪我をする恐れがあるので、しっかりと柔軟性や筋力を高めた状態でトライする必要があります。

このことを師匠から言われたとき、ヨガのポーズを順番にコンプリートしていくことだけがヨガのポーズを練習することの意味ではないと実感できました。

ポーズが心地よくキープできる心身のコンディションが備わっているか

ヨガのポーズって無数にありますので、全てを調べるだけでもものすごく大変なことです。

それを、順番に美しくこなしていくことがヨガを実践することだと思い込んでいる人も、結構多いんじゃないかと思います。

確かに、インスタグラムなどのSNSやブログ、ウェブサイト、YouTubeなどをみてみると、美しいポーズを華麗に決めている、美しくたくましいインストラクターの人がたくさん出てきます。

そしてそれらを目指して日々、ポーズの練習をすることはヨガを行ううえで大きなモチベーションになりますし、それを私は否定したりしません。

私も美しく難易度の高いポーズとかやってみたいですし、それができるようになるように練習しています。

ただ、ポーズは結果であり、目的ではないと師匠は言います。

つまり、それらのポーズが適切にできるだけの心の安定感、身体のしなやかさや強さ、それらを助ける適切な呼吸法などがきちんと備わっている状態に高めていくことがヨガだということです。

もしそれらが手に入っていれば、まだ出会っていないポーズであっても数回の練習でできるようになるでしょうし、いきなりでもできてしまうかもしれません。

全てのポーズを片っ端から行う必要はそもそもありませんね。

難しいポーズができなくても身体と心が成長していればヨガの恩恵を受けている

難しいポーズが美しくできることがヨガではなく、それを目指して練習することで心身のコンディションが高まっていく過程が大切だと師匠は言います。

そして心身のコンディションが高まれば、ポーズは自然と降ってくるとも言います。

おそらくSNSで華麗なポーズの写真や動画を紹介しているベテランの人たちだって、一生懸命に練習した成果として写真や動画を紹介している状態だと思います。

どうしてもその結果だけを見てしまうと錯覚をおこしてしまいますが、ヨガをするうえではそこに至るまでの努力や成長を見逃してはいけません。

私が学んでいるクラスでも、あるポーズができる人とできない人がいます。

また、数年前であればできなかったであろうポーズが、今はなんとかできているという人もいます。

その努力を共にしてきた私は、やはりヨガを継続して実施してきたことで高まった心身のコンディションに注意が行きます。

私も、常に努力し続けることができる人でありたいと思います。

ヨガのポーズにこだわり過ぎずに気長に成長を積み重ねていきたい

ヨガのポーズの練習で適切な身体のコンディショニングができれば、身体と密接につながっている心が穏やかに安定します。

身体と心が安定していれば、呼吸も穏やかになりますし、逆に穏やかな呼吸は安定した身体と心をもたらします。

そうやって、ポーズと呼吸と心の安定はお互いに関係しあっている状態です。

そして、それらが整えば適切な瞑想、そして最終的に悟りの状態に到達するというのが、古来から伝わる本場のヨガの考え方です。

以上は、かなり大まかな流れですが、ヨガを行ううえでポーズの練習というのは、ヨガのほんの一部分に過ぎないと、いつも師匠は言います。

さらにそのポーズですら、目的ではなく結果であるということになれば、ヨガは非常に奥が深いものなんだと実感します。

ただ、ヨガの上級者は上記のコンディションが非常に優れた状態となるまで練習を繰り返していますので、やはり憧れますね。

そこを目標に、今できる努力をコツコツと積み重ねていきたいものです。

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