セミナー登壇時の質疑応答をスマートにこなすために私が行っている3つのこと

Webセミナーの講師として登壇してきました。

私を含めた4人が登壇して、それぞれの専門分野の視点から発表しましたが、おそらく演者の全員が最も不安に思っているのは 質疑応答 の時間です。

相手がどのような質問をしてくるのか、そしてそれに対してスマートに答えられるかというのが不安の原因だと思われます。

私もそれについては、ちゃんと相手の疑問に適切に答えらられるかどうかをいつも不安に思っています。

私がこのような場面でスマートに対応するために行っていることとして

  • 事前にその領域のことを隅から隅まで調べておく
  • 相手がどのような疑問を抱くのかを知るための予行練習は客観的な視点から行う
  • 深く深呼吸をして気持ちを鎮める

という3つを心がけています。

頻繁に発表や講演などを行うことがなければ、緊張してしまって不安ばかりが募ってしまいがちですが、事前にしっかりと準備をしたり、緊張をコントロールするためのルーティンを決めておくだけでかなり結果が違ってきます。

事前にその領域について深く調べて知識を高めておく

質疑応答が怖いと感じる原因として、自分が答えられないような質問がきたらどうしよう というものがあります。

的確に回答できないような質問がくると、頭の中が真っ白になってしまい、フリーズしてしまいますね。

これは、多くのケースで知識不足が原因です。

質問者の意図がよくわからない質問などは別として、事前にしっかりとその分野や領域について調べて知識を詰め込んでおくだけで、ほとんどの質問には答えられます。

そう考えれば、事前に自分の努力である程度の不安は払拭できると思い、私はそのようにしています。

専門書を3〜5冊ほど熟読して内容を完全に理解できていれば、よほどの質問がこなければ答えることができますし、自分がそのレベルにあるということだけで不安が激減します。

それでもわからないほどの高度な質問がきたら、「勉強不足でわかりません」と答えるしかありませんから開き直ってしまいますけど、ほとんどそういうことはありませんね。

客観的に自分の原稿を見直して予想される質問を挙げておく

セミナーなどで話す場合、聴いている人は勉強したくて参加している人だと思います。

当然、発表した内容に対して深く学びたいと思って質問してきますが、発表内容を客観的に何度か読み返してみる ことで、どのような質問がくるかというのはある程度は予想ができます。

もしそれが難しいようなら、同僚などに対して予行練習をしておき、質問事項をある程度集めておくことで、当日への備えになります。

予行練習で出た質問に対して答えられなかったものをピックアップし、さらに勉強して答えを用意しておくのです。

ちなみに、わざと不明確な表現などをつくっておいて、そこに質問してくるように仕向けるというのはオススメしません。

お互いのためになりませんので、あくまでいま出せる全力を発表しましょう。

緊張で頭が真っ白にならないように深呼吸などのルーティンを決めておく

質疑応答でいちばん避けたいのが、頭が真っ白になってしまい、無言が続くことです。

この静けさが、余計に緊張感を高めてしまい、最終的に抜け出せなくなってしまいます。

なので私は、質疑応答が始まるまでの短い時間で 深呼吸を3回行う と決めています。

回数まで決めてしまい、その自分の呼吸に完全に集中してしまうのです。

司会の人が「それでは質疑応答がある方は合図して所属とお名前を述べてから質問してください」とか言っている間に、自分の呼吸に集中して深呼吸することで、完全に舞い上がってしまいそうな気持ちをここにとどめておくのです。

もちろん完全に緊張感を解き放つことはできませんし、こういう場面では適度な緊張感は必要です。

でも緊張し過ぎても、本来なら軽々と答えられるはずだった質問なのに、何を聞かれたのかわからなくなるほどというのももったいないです。

本来、質疑応答というのは発表した内容をみんなで深掘りできるよい機会なわけですから、ひとまず緊張し過ぎてしまうということは避けたいです。

万全のコンディションで臨むべく、気持ちを鎮めるための深呼吸はあながちバカにできませんよ。

経験に頼らない”事前準備”という方法で質疑応答をスマートにこなす

もちろん、回数を重ねていかなければわからない独特の空気感のようなものもありますが、逆にこちらの努力で解決できる部分もあります。

知識を蓄え、質疑応答されそうな問題点を予め洗い出して回答を用意し、過度な緊張を鎮めるためのルーティンを決めておく。

これだけやっておけばほとんどのケースで問題になることはないでしょう。

というか、おそらく多くの人たちはこれくらいの事前準備をしているはずです。

本来、質疑応答の時間というのは発表者と聴講者の意見交換の側面もあり、大切なコミュニケーションです。

相手は敵ではなく、よりよい議論をするためのパートナーであり、意地悪で質問してくることはほぼありませんから、こちらも相手の疑問に気持ちよく答えられるように準備しておくのがエチケットというものでしょう。

今回も、そつなくこなすことができたばかりか、他の演者からは「なんでそんなに焦らずに相手の望む答えがポンポンと出てくるんですか?」とか訊かれたほどです。

実はそれだけ、しっかりとした下準備をせずに本番に臨んでいる人も多いのです。

今回のこの内容が人前で話す場面での参考になれば幸いです。

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