楽して稼ぐよりほどほどに忙しいくらいの方が人生は豊かになる

コロナ禍の影響で、患者さんの受診控えなどの影響もあり、全国的に病院は空床が目立つようになり、収益も激減しています。

もちろん自分たちも感染しないように、常に緊張感を持って業務にあたっていますが、それでも1日に行う仕事の量としては減少しています。

空いた時間は自己研鑽であったり、業務改善のために時間を使うなどやることはいくつもありますが、それでも暇を持て余しているスタッフもいて、忙しい時よりも辛いと言っています。

世の中には 楽して稼ぎたい という人も多くいるのでしょう。

そういう人は日々の業務で多忙を極めていて、そんな状況から抜け出したいという意味で言っているのだと思います。

実際に楽して稼ぐというのは、ある意味で苦行のようなものだと私は思います。

ほどほどの忙しさがないと暇すぎて逆に苦痛になる

もちろん、ブラック企業のようにサービス残業が過労死ラインまで続くというのはもってのほかですが、そうでないなら1日をかけて仕事に精を出し、程よい疲労感で終了するというのは達成感もあり良い状態ではないでしょうか。

なにもすることがない時間というのがたくさんあると、時間が経つのも遅く感じてしまい、机に座ってボーッとしていると、怠けているという罪悪感すら感じます。

そういうときに、自分で仕事をみつけて頑張れる人であれば問題ないのかもしれませんが、最近はそれができない(言われたことしかできない)という新人職員も多いです。

ちょっと視野を広く持てば、いくらでもやることはあるのですが、それができない。

ルールで決まっていることしかできず、それ以外はやろうともしない。

それでは暇すぎて辛いというのも仕方のないことなのかもしれません。

自分で考えて行動できる人ほど充実した時間を過ごせる

なにも組織のためというわけではありません。

もちろん、自分で考えて行動できる人材というのは組織にとっても貴重なのは間違いないのですが、ここで言いたいのは 自分自身のため という意味です。

今置かれている状況に問題意識を持って、なにか改善できることはないかと自らすすんで行動できる人は、暇すぎて辛いなんてことはあまりないと思います。

忙しい業務で辛いのも大変なことですが、暇すぎて辛いという人はほとんどが思考停止の状態に陥っていて、根本的にはそこに大きな問題があるように感じています。

楽して稼ぐというのは思ったほど楽なことではない

楽すぎると逆に辛い。

つまり楽して稼ごうというのは苦行に向かっていっているようなものだとも解釈できるので、結果的に楽ではありません。

一見して楽に稼いでいる人だって、裏ではある程度の苦労をしているのですから、これも決して楽だとは言い切れません。

そうしてみると、結局楽して稼ぐという状態はほとんどあり得ないのではないかと思います。

楽だと感じるのは自分自身であり捉え方は人それぞれ違う

私が辛いと感じる状態、楽だと感じる状態は、他の人にとっても同じ感じ方になるとは言い切れません。

同じ仕事の内容や量であっても、得意不得意もありますし、同じ感じ方になるとは限らないからです。

そこまで踏み込んで考察すると、楽して稼ぐってどういう状態なんだろうとわからなくなってしまいますね。

億り人 と言われる、大きな財産を若いうちに築いてしまったので人生をセミリタイアしてしまっている人もいますが、その人たちも最終的には暇で辛すぎるから結局仕事を探すという状態になると聞いたことがあります。

結果的にはある程度の忙しさをキープしている人こそ、ほんとうに 楽しく稼ぐ(楽して稼ぐではない)という状態なのかもしれません。

楽して稼ごうとせずに”楽しく稼ぐ”ことが人生を豊かにする

仕事にやりがいがあり、使命感を持ってある程度の忙しさがある仕事で稼いでいる状態が、楽しく稼いでいる状態ではないかと思います。

楽して稼ぐという状態は現実的ではなく、実現してもそれほどいいものではないというのが本当のところではないでしょうか。

あまり高望みをせず、足るを知る(知足)の精神でコツコツと人生を歩んでいくことが、豊かに生きるコツなのかもしれません。

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