私が普段から思っていることが、体調不良だと相手(他人)には優しく接することが難しくなるということ。
いつもなら笑って許せることであっても必要以上に怒ってしまったり、不快に感じてしまうのです。
おそらく自分に余裕がないということが原因ですが、
- 体調不良時にも余裕を持つこと
- 体調不良にならないように気をつける
ということの2本柱で対処するほうがいいと考えています。
いずれにしても、常に自分の心身のコンディションを把握して客観的に捉えるような習慣を持っておくことが大前提になる考え方です。
体調を良好に保つ努力をする
普段から健康を保つために気をつけると聞くと、方法はたくさんありそうですが、今のコロナ禍であれば
- 手指衛生(手洗いやアルコール消毒)
- マスク着用
- ソーシャルディスタンスを保つ
- 密室・密閉空間を避ける
- 外出を自粛する
などがすぐに思いつきそうです。
ただし、これらの予防策を適切に行っていたとしても、やはりどうしても確実に予防できるわけではないというのは言うまでもありません。
これは、自分だけでなく周囲の環境(人も含む)の要素もありますので、極端な話だと自分だけが努力していても周囲の努力が不十分であるために罹患するという可能性もあります。
一方で睡眠や食事、適度な運動というように、自分の努力で感染を予防したり、予防しきれなくても自分の免疫力や自然治癒力を高めておくことで防がれたり、軽症で済むということもあります。
また、食事や睡眠が足りないという状態は、健康状態を損ねた状態と変わりませんので、普段からの心がけでかなり健康になれることだと思います。
もし体調を崩してしまったら現状を客観的に捉えるクセをつける
残念ながら体調を崩してしまっても、その状態を客観的に把握していて気づいてさえいれば、相手への対応も感情的になりにくく、不快な印象を与えないように配慮できます。
なぜだかイライラするとか、妙に悲しいというように感情の起伏が激しい、落ち込みやすいというときは体調が悪い時が多いです。
身体的な健康というのは精神的な健康に影響を強く与えますし、それに気がついていなければ相手への態度も感情に任せたものになりやすいです。
まずは、自分の体調を客観的に捉えることができるようになるというだけでもかなり大きな変化です。
体調不良時だけでなく普段から自分を俯瞰的に分析する習慣を持つ
俯瞰的(客観的)に自分を捉えて分析することができれば、いら立ちを感じた時に素早く(態度に出る前に)我に返ることができます。
結果として、相手を悲しませたり不快にさせることを防ぐことができると思いますので、普段から練習して習慣にしておくことは良い方法だと思っています。
私の場合は、ヨガを日常的に行うことで自分の心身のコンディションを内観する(客観視する)ことを習慣にしています。
心身の健康を保つためにも有用だと感じています。
機嫌の良し悪しは伝染するから体調管理の段階でくい止める
私がいま、このようなことを書く理由は、私自身が周囲の空気に敏感で、影響されやすい人間であるということがあります。
たとえば、今話している相手がすごく怒っていたり、悲しんでいれば、私もそれにすぐに影響されてしまい、その日1日が憂鬱になってしまいます。
また、パートナーが朝から機嫌がいいとか、子どもたちが機嫌よく朝のルーティンをこなして学校や幼稚園へ行ってくれたら、私も心も(出社する段階ですでに)ウキウキしてしまいます。
こういう体験というのは、大なり小なり誰しも経験があると思うのですが、これについて客観的に捉えて、日常の幸福度を高めるために利用しようという人はあまり多くないように感じています。
自分も相手も周囲も、朝からご機嫌で過ごせればその日1日がハッピーになる。
でもそうなれない原因というものの一つに体調不良があり、自分の意識の持ち方次第でコントロールできるようになるということを自覚することができれば、ハッピーの回数を増やせる。
言いたいことはたったこれだけです。
私がこれだけ周囲の空気によって気分が変化しやすいというのはちょっと特殊なのかもしれませんが、逆に相手を不快にさせないためにもこういった努力は必要なんだと思っています。
特に、今のようなコロナ禍であれば、こういった配慮の積み重ねで格段に過ごしやすい世の中になるんじゃないかと思うんです。
もしこの文章の中に取り組めそうなポイントがあれば、明日からの暮らしを変えるための参考にしていただけると嬉しいです。
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